約1000人が参加して北海道政経セミナーを開催
谷垣禎一総裁が力強く再生の決意を述べる
自民党と自民党道連が主催する「自民党北海道政経セミナー」が11月28日、札幌パークホテルで開かれました。本道関係衆参国会議員、経済界、各種団体、党員・党友、一般道民ら約1000人が参加し、自民党・自民党道連の再生に向けて結束を深めました。
セミナーでは、まず伊東良孝道連会長(衆議院議員)が「自民党がしっかりした政権の受け皿になり、国民の信頼を取り戻すために、道連は最大限努力する。来年の参議院選、再来年の統一地方選を控え、この2年間は全力で立て直しを図り、道民の期待に応えたい」と決意を表明しました。
次いで来賓の高向巖日本商工連盟北海道連合会会長、涌井国夫公明党北海道本部副代表があいさつ。引き続き講演会に移り、最初に鴨下一郎党政調会長代理(衆議院議員)が「政権交代後の医療年金政策の動向」をテーマに講演。
次いで谷垣禎一党総裁(衆議院議員)が「政権奪還に向けて」と題して講演しました。この中で谷垣総裁は「それぞれが各地域に入り、頑張っている人とのきずなを取り戻すことが自民党再生の第一歩だ」と述べ、「自助、共助、公助をバランスよく組み立てることが、自民党の政治の基礎になる」と方針を示しました。
また、鳩山首相に対しては、経済対策、外交、献金疑惑など問題が山積しているにもかかわらず、未だに党首討論を行っていないことを批判し、「議論を堂々と受けてほしい」と述べました。最後に「自民党は精進を重ね、必ず再生する」と力強く決意を語ると、会場から応援の大きな拍手がわきました。