「HOKKAIDO政治塾」が開講
町村内閣官房長官、中川(義)内閣府副大臣が講演
自民党道連の「HOKKAIDO政治塾」が開講しました。開講式は5月10日に札幌市内で開かれ、若手・中堅の政治リーダーを目指す受講者が、質疑を交えて熱心に講義を聴きました。
政治塾は、党の政策や選挙運動の方法などを学んで政治家を目指す専門政治コースと、政治史や組織論などを学ぶ一般教養コースに分かれています。それぞれ月1回のペースで1年間にわたり講義が行われ、会社員、自治体職員、医師ら幅広い分野から44人の塾生が参加します。
開講式ではこの日出席した38人の塾生を前に、主宰者を代表して道連会長代行の吉川貴盛衆議院議員が「この政治塾を通じて有為な人材が育っていくことを願う」、道連副会長で塾長の中川義雄参議院議員が「これからの日本を担う人たちに少しでも政治について考えてもらいたい」などと期待を込めた挨拶をしました。
この後講義に移り、最初に内閣府副大臣でもある中川参議が「近未来の『北海道像』を希求する」と題して講演。次いで町村信孝内閣官房長官が「今、改めて、『政治』とは何か―。」をテーマに衆参ねじれ国会での福田内閣の対応などについて説明するとともに、「政治家には子どもたちなど次の世代のことを考える視点が必要」と心構えを訴えました。
塾生からは「若い世代が学ぶべき行動とはなにか」「30歳のころどんな本を読んでいたのか」などと活発に質問があり、真剣に政治に向かい合おうとする意識の高さがうかがえました。