党道ブロック両院議員会道議会議員との懇談会を開催
道開発予算の確保など要望
自民党北海道ブロック両院議員会と道議会議員との懇談会が12月19日、党本部で開かれました。
伊東良孝道連会長、高橋はるみ知事のあいさつ後、関博之国土交通省北海道局長から、同12日に閣議決定された2013年度補正予算案について説明がありました。歳出規模5.5兆円の補正予算案には北海道開発予算926億円が盛り込まれ、13年度の当初予算4770億円と合わせた総額は5696億円となりました。
また、14年度予算で行う公共事業費を本年度に前倒しして契約する「ゼロ国債」は845億円(事業費ベース)で、ここ5年間では最大規模になりました。
その後、柴田達夫道総合政策部長による14年度の国の予算、施策に関する要望があり、開発予算等の総額確保やTPP交渉への万全な対応の必要性を強く訴えました。続いて、出席した国会議員から、開発予算、新幹線の整備、送電網の整備、TPP交渉、観光振興特別措置法、酪農畜産物価格等についての説明があり、活発な意見交換が行われました。
与党から工期の前倒しや、そのための国費増額を求める声が出ていた整備新幹線については、政府が同日、14年度当初予算案で、新函館(仮称)―札幌を含む5区間の建設予算を9年ぶりの増額となる720億円台とする方向で最終調整に入りました。当初予算額は05年以降、706億円が続いていましたが、消費税増税で資材費などが上がることもあり、増額が必要と判断しました。