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12月
22日
2020

北特委が令和3年度北海道開発予算について協議

 自民党北海道総合振興特別委員会は12月22日、党本部で会議を開き、21日に政府が閣議決定した、令和3年度当初予算案と令和2年度補正予算案の北海道開発予算について国土交通省北海道局から説明を受けました。会議には新たに就任した伊東良孝委員長をはじめ道選出国会議員が多数出席したほか、道連から、田中芳憲政調会長、中野秀敏同会長代行、笠井龍司同会長代理が出席しました。

 伊東委員長、大西英男国土交通副大臣のあいさつに続き、後藤貞二北海道局長から北海道開発予算案について、また、内閣官房アイヌ総合政策室の吾郷俊樹内閣審議官から、アイヌ政策関係予算案について説明があり、その後、意見交換が行われました。

 田中政調会長からは必要な予算措置が確保されたことへのお礼に加え、出席した国会議員に対し、「新型コロナウイルス対策関連予算における地方創生臨時交付金について、引き続き、北海道への重点配分がなされるよう取り組んでほしい」と要望しました。

 来年度の北海道開発予算は5718億円で、令和2年度第3次補正予算2040億円を加えた額は7758億円となり、令和2年度当初と令和元年補正の合計額7711億円を上回る予算が措置されました。

 重点事項として、①命と暮らしを守る強靱で持続可能な国土の形成②食と観光を担う生産空間の維持・発展と人が輝く地域社会の実現③「民族共生象徴空間(ウポポイ)」等を通じたアイヌ文化の復興・創造及び国民理解の促進―が掲げられ、予算成立後速やかに切れ目ない取り組みを進めることとしています。