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8月
5日
2017

JR対策PTが旭川でシンポジウム

道内の交通体系のあり方を議論

 自民党「JR北海道対策プロジェクトチーム(PT)」(座長・吉川貴盛衆議院議員)は8月5日、「北海道の交通体系を考えるシンポジウム」を旭川トーヨーホテルで開催しました。

 吉川座長らPTのメンバーは、JR石北線の上川―旭川に乗車して利用実態を視察した後、会場入りしました。首長や議員、経済団体の幹部ら約400人が参集する中、吉川座長、地元・北海道6区選出の今津寛衆議院議員があいさつしました。

 PT座長代理を務める福井照衆議院議員の講演に続き、名古屋大大学院の加藤博和教授が基調講演し、「沿線自治体や住民が当事者意識を持って、鉄路を含めた公共交通のあり方を考える必要がある」と語りました。

 質疑応答では「観光振興の観点から鉄路は欠かせない」「農産物の大量輸送など、物流の観点から鉄路はますます重要になる」などの意見が出されました。また、シンポジウム終了後には、北海道市長会、北海道町村会との意見交換会も行われました。

 吉川座長は終了後、記者団の取材に応じ「廃線ありきではなく、自治体、道、国、JRによる4者協議を丁寧に進めてもらうようにお願いした。沿線自治体の議論を踏まえながら、今秋までに論点を整理したい」として、問題解決に全力を挙げる姿勢を改めて示しました。