3月
14日
2012
雪害で道連対策本部と農業振興議盟が現地調査
空知、石狩の農業施設倒壊現場を視察
自民党道連雪害対策本部と道議会自民党の農業振興議員連盟は3月14日、合同で雪害現地調査を行い、今冬の記録的な大雪で大きな打撃を受けた空知管内と石狩管内の被害地を視察しました。
道のまとめでは、同8日現在、全道85市町村でビニールハウスなどの農業施設5830棟が破損し、被害総額は19億3400万円に上っています。このうち空知管内ではハウス被害が4076棟と全道の約8割を占め、被害総額は5億8800万円にもなっています。石狩管内も826棟のハウスが損壊しています。
現地調査には釣部勲道議、柿木克弘道議、内海英徳道議、村木中道議の管内選出道議ら17人が参加しました。調査団は石狩管内新篠津村で水稲育苗施設や花き育成施設を視察。大雪でつぶされ、パイプが折れ曲がったビニールハウスなどをつぶさに見て、改めて被害の大きさを実感しました。
このあと、岩見沢市の倒壊現場を訪れ、現地の農家から「農家やJAだけでは対応できない」「水稲の育苗ができない農家も出てくる」と訴えの声を聞き、調査団は「みなさんの悲痛な叫びをしっかり受け止め、道や国へ支援を要請するなど最大限の努力をする」と約束しました。