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2月
13日
2012

HAC監視委が丘珠空港・HAC本社を視察

搭乗率改善策などの質問が相次ぐ

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 自民党道連・道議会自民党・道民会議に設置されている「HAC監視委員会」(丸岩公充委員長)は、2月13日、所属道議11人が札幌・丘珠空港ビルを訪れ、ビル内の各施設や格納庫、部品の配備状況等を視察したほか、HAC幹部との意見交換を行いました。
 意見交換では、機材故障への対応、整備状況等についての概要を聴取したほか、落ち込んでいる搭乗率や、増加している欠航率に関する原因や今後の対応策等の説明を受け、質疑が行われました。
 HACは、昨年6月に航空機が異常降下する重大インシデントが発生し、その後も機材故障による欠航が相次ぎ、搭乗率が大幅に低迷したこともあり、事業計画を大幅に下回っています。
 出席した議員からは、「搭乗率が大幅に低迷し、欠航が相次いだ原因をどう分析しているか」「新体制移行後、大幅に落ち込んだ搭乗率をどう改善するのか」といった質問が相次ぎました。これに対し、HAC幹部は「失った顧客の信頼回復のため、あらゆる対策を講じ、安定運航に努めていく」と答えました。
 丸岩委員長は、「現状のままでは何も変わらない。道民が期待する役割を果たせるよう、機材状況、滑走路等を含め、根本的に考えていく必要がある」と述べ、今後も道議会でHACや丘珠空港のあり方について議論を深めていく考えを示しました。

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