道連女性部が震災被災地を視察
宮城、福島両県で支援の決意新たに
道連女性部は5月24~26日の3日間、昨年3月の東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県と福島県の被災地を視察しました。
参加した大崎誠子女性部長、伊藤セツ子女性部幹事長ら13人は、24日に宮城県入りし、復興途上の塩釜・松島周辺を回り、被災して廃墟となった集落や甚大な被害を受けたノリやカキの養殖施設を視察しました。
25日は女川町を訪れ、須田善明町長から被災状況やがれき処理の方策、住民説明会の実施状況などの説明を受け、がれき処理施設と4月末に営業にこぎつけた仮設商店街を視察。
この後、福島県で桜田洋子・福島県連女性部長(福島県議)と原発事故の影響について懇談し、「子どもの避難に伴い、高齢化が顕著になってきた。別居が原因で家族の離散が進んでいる」などの現状説明を受けました。26日はいわき市の薄磯地区で、住宅・商店の密集地が津波で壊滅的な打撃を被った悲惨な現状を視察しました。
被災地を回った大崎女性部長は復旧・復興が遅れている現状を目にして、「道連女性部として支援しなければならないことがたくさんあると感じた」と話していました。