子どもたちの学力・体力の現状について研修会を開催
党道連の学力向上・北教組対策調査会(伊藤条一会長)は5日、全体研修会を開催し、本道の子どもたちの学力・体力の現状と課題について、道教育庁からの説明聴取と意見交換を行いました。
冒頭、伊藤会長から「本道の子どもたちの学力・体力は全国平均と比較すると依然として低いレベルにある。現状を把握し、皆さんと意識を共有して課題解決に向けた取り組みを進めていきたい」と挨拶があり、その後、北海道教育委員会が作成した「全国学力・学習状況調査の北海道の結果報告書」と「全国体力・運動能力、運動習慣等調査の北海道の結果報告書」について、教育庁から説明を受けました。
調査結果では、道内の学力は昨年度に比べ差は縮まっているものの、全国平均を下回っており、体力についても全国平均以下で、肥満傾向児が増加していることが明らかとなっています。
これらの報告を受け、出席した議員からは、子どもたちの基礎学力の向上をはじめ、学校・家庭・地域の連携協働の重要性や教員の育成と加配、部活動をはじめとした体力向上への取り組みについて提言や質問が出され、現状の取り組みと今後の課題について認識を深めました。