「北海道新幹線のシンボルマーク」を譲渡
道連が道新幹線建設促進期成会の事務局・道商工会議所連合会へ
新函館暫定開業前倒し、札幌延伸実現へ大きな弾み


北海道新幹線札幌延伸について話し合う

 自民党道連新幹線建設促進特別委員会(川村正委員長)が一般公募し、昨年11月28日に選定した「北海道新幹線シンボルマーク」が、6月7日付で北海道新幹線建設促進期成会(会長・高橋はるみ知事)の事務局である社団法人北海道商工会議所連合会(高向巖会頭)に譲渡されました。
 このシンボルマークは、道民の思いを一つにして北海道新幹線(新青森〜新函館)の暫定開業の前倒しを図るとともに、札幌までの延伸早期実現を目指し、広く道内外にアピールしようと全国から募集したもので、大賞に輝いた新潟県燕市在住の会社員、信貴正明さん(当時42歳)の作品が採用されました。作品は、すがすがしい北海道を象徴するブルーを基調に、北海道の地形をデザインし、その中にスピード感のあるスマートな最新の新幹線車両が描かれた完成度の高いものでした。
 道連新幹線建設促進特別委員会では、その有効な活用方法を模索してきましたが、道民からも強い関心が寄せられていました。
 そのため、同特別委員会や道連役員会で、今後の取り扱いについて検討を重ねてきましたが、オール北海道の立場で長年建設促進運動に取り組み、着工にこぎつけた北海道新幹線建設促進期成会に、幅広く活用してもらうのが最善であるという意見がまとまり、その事務局を預かっている北海道商工会議所連合会に無償で譲渡することになったものです。
 版権譲渡同意書は橋本聖子道連会長と高向会頭の名前で交わされ、同日、札幌パークホテルにおいて、道連の川村特別委員長から「このシンボルマークをぜひ有効に活用してください」と、高向会頭に直接手渡しました。



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