平成16年自民党道連女性部全道研修会が10月26日午後、ホテルニューオータニ札幌を会場にして開かれました。
道内各支部から幹部約350人が参加、国歌・党歌斉唱、松尾静江女性部長、清水誠一道連幹事長の挨拶のあと、研修に移りました。
研修は講演会の形で、二人の講師によって行われました。女性部研修会では三回目の講師を務める前防衛庁長官の石破茂衆議院議員は、「日本の安全保障と世界情勢」をテーマに約50分、道連の武谷洋三事務局長は、「憲法問題の急所」と題して約25分、それぞれ講演しました。
この中で、石破前防衛庁長官は、民族、宗教、貧困などの戦争が起こる根源的な問題にふれながら、「真の平和の維持のためにはやらなければならないことがある」として、今回のイラクの復興支援に対する自衛隊派遣の正当性と意義を強調し、国民の代表として復興支援に全力で取り組む自衛隊員に対する国民の支持を訴えました。
また、武谷道連事務局長は、来年迎える立党50周年までに自民党が憲法草案をまとめる方針であることを踏まえ、「自民党の改憲と民主党の創憲の中身と質を見極めよう」と訴え、「民主党は、創憲案は、耳障りのいい言葉で粉飾した国家否定・人権絶対の“国家解体・亡国法案"だ」と切り捨てました。
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