●第63回自民党道連定期大会 参院選へ必勝の決意を固め

国に対する雪害被害救済対策要望で特別決議を採択

選対本部長に橋本道連会長が就任


 第62回自民党定期道連大会が2月28日午前、札幌市内のホテルで開かれました。全道から代議員、来賓、国会議員、道議会議員ら約800人が出席、7月に予定されている参議院議員選挙の必勝に向けた態勢の確立などを柱とする運動方針や大会アピールなどを決定しました。
 会長団に石崎岳衆議院議員らを選出したあと議事に入り、まず参院選の選対本部長にも就任した橋本聖子道連会長が「中川参議の当選はもちろん、参院選に必ず勝利して安定多数を確保、憲法や教育基本法を改正して日本を再生しよう」と訴えました。ついで党本部からかけつけた額賀福志郎政務調査会長は、道内の雪害問題に触れ、「被害状況を見定め、党の雪害対策委員会できちんと対応したい」と述べるとともに、北朝鮮の拉致問題については「金正日総書記は誠意を持って問題解決の段取りを明確にすべきだ」と厳しく指摘しました。
 次いで稲津久公明党北海道本部代表、山口博司北海道副知事、泉誠二道経済連合会会長らが自民党道連にエールを送りました。
 優秀党員・組織の表彰などに引き続き、議事に移り、党情、総選挙総括、政策活動、会計などの報告があり、これを了承したあと、市町村合併の推進、道州制特区への挑戦、北海道らしさ・自民党らしさの追求、参院選の必勝、各委員会の活動強化などを中心とする平成16年度の活動方針を原案通り可決しました。
 また、景気の安定・雇用の安定、北海道道州制特区の実現、参院選の勝利、道新幹線の早期着工、北方領土の早期返還、イラク復興支援派遣自衛隊への支援など6項目の大会アピールを採択しました。さらに、全道を襲った雪害に対する救済措置を国に求める特別決議を可決しました。 
 議事終了後、大きな拍手と威勢のよい音楽に迎えられて7月の参院選で再選を目指す中川義雄参議が会場に入り、「中川という政治家をつくってよかったといわれるよう、これからも全力で日本と北海道のためにがんばりたい」と出馬の決意を述べました。