一期目の公約達成と成果の認識

1、知事の政治姿勢について

(1)公約の達成状況について

菅原議員 高橋道政がまいた夢や芽を育て、大きく開花させねばならないが、一期目の公約の達成状況と成果をどう認識しているのか。
高橋知事 百五本の公約は概(おおむ)ね達成できると考えている。リーディング産業の育成、地域経済力の強化、計画的な雇用創出に取り組み、緩やかながら景気が改善傾向にある。自動車関連企業の道内進出、外国人観光客の増加など経済の活性化に向けたさまざまな芽が生まれ、行財政改革に取り組み、道庁経営のスリム化が図られつつある。

政策通信簿の評価は88点

(2)高橋道政四年間の検証について

菅原議員 わが党が百点満点で88点と評価した政策通信簿についてどう受け止めているか。
高橋知事 現場を重視する姿勢や行革の推進、道新幹線の着工などを評価していただいたが、まだ多くの課題も残されており、新しい北海道づくりに向けた取り組みをスピードアップさせたい。

道政二期目の成長発展の方向は

(3)今後に向けた政治姿勢について

菅原議員 二期目では北海道をどう成長発展させようと考えているのか。
高橋知事 「新生北海道」への歩みは道半ばであり、抜本的な行財政改革、「ものづくり産業」の振興、農林水産業の体質強化、人づくりの加速、道州制に関する全国のフロントランナーとしての任などを、「知恵」「情熱」「行動力」を持って「世界の中でキラリと光る」北海道づくりを進めたい。