「安心の屋根」への取り組みは

1、知事の政治姿勢について

(1)道政執行方針について

船橋議員 執行方針で述べた「大きな『安心』の屋根をかける1年」にどう取り組むのか。

高橋知事 執行方針では現下の状況を厳しい風雪に例えた。地域や経済界、産業界と一体となって本道が直面している危機を乗り越えるために、先頭に立って全力を尽くす決意だ。

本道の人口減少にどう対応するのか

(2)人口減少などへの対応について

船橋議員 厚労省の推計では、道内市町村人口は平成17年の563万人から47年には441万人に減少する見込みだ。将来を見据え、どのように対応するのか。

高橋知事 地域特性・資源を生かした産業の活性化、医療や福祉の安全・安心の確保、安心して子どもを生み育てることができる環境づくりなど、重点的・効果的な政策展開を図り、誰もが誇りと愛着を持って住み続けることができるように、未来に向けた地域づくりを一層加速したい。

不適切な会計処理にどう対処するか

(3)不適切な会計処理への対応について

船橋議員 不適切な会計処理が明らかになった国庫補助金の返還やその責任について、どのように扱うのか。

高橋知事 加算金を含め1億900万円程度の見込みで、最終補正予算で所要の措置を講じる。知事としてこのことを重く受け止め、給与の減額措置に関する条例案を提案したい。