自民党道連第66回定期大会
参院選の必勝態勢確立と道連改革の実行などを決定
今津寛衆議院議員を新道連会長に選出






今津新会長

 自民党道連の第66回定期大会が6月9日、札幌グランドホテルで開かれました。全道から代議員、来賓、国会議員、道議会議員ら約1000人が出席。7月に予定されている参議院議員選挙の必勝態勢の確立や、道連改革などを柱とする運動方針や大会アピールなどを決定するとともに、新道連会長に今津寛衆議院議員(北海道6区)を選出しました。
 丸岩公充大会準備委員長の開会あいさつのあと、議長団に遠藤連道議らを選出し議事に入りました。まず、道連会長であり参院選で北海道の重点候補になっている橋本聖子参議が、「参院選では北海道選挙区で伊達忠一参議を、比例区で一人でも多く当選させることが安倍政権の安定につながる。北海道には中央と直結した国会議員の力が必要」とあいさつ。
 次いで、来賓の中川昭一党政調会長が「北海道洞爺湖サミットには安倍総理を先頭に、国もわが党も全力で取り組む」などと述べ、稲津久公明党北海道本部代表、高橋はるみ知事、南山英雄北海道経済連合会会長らも次々と祝辞を述べました。

丸岩新幹事長

 優秀党員・組織などの表彰に引き続き議事に移り、党情・政策活動などの報告を了承、平成19年度の活動方針、統一地方選挙総括を原案通り可決しました。活動方針には参議院選挙の必勝、「道連改革実行本部」(仮称)の設置と抜本的な道連改革などが盛り込まれています。
 任期満了に伴う役員改選では、会長に今津代議士(新)、会長代行に吉川貴盛代議士(再)、神戸典臣道議(留)、副会長に中川義雄参議(再)、石崎岳代議士(留)、清水誠一道議(留)、石井孝一道議(新)、伊藤条一道議(新)、幹事長に丸岩道議(新)を選出。
 新役員を代表してあいさつに立った今津新会長は「道連構築のためには新役員だけではなく、全員野球で危機を突破しなくてはならない」と決意を表明し、道連改革の実行、衆院道内4選挙区支部長の空白解消、過疎地対策、参院選の必勝を当面の課題として挙げました。
 続いて大崎誠子アピール起草小委員長が大会アピールを力強く朗読し、これを満場一致で採択しました。
 議事終了後、大きな拍手に迎えられて参院選で再選を目指す伊達参議が登壇し、「天下分け目の選挙で負けるわけにはいかない。橋本参議ともども再度国政の場に送ってもらいたい」と出馬の決意を述べました。

平成19年度大会アピールの9項目は次の通りです。

  • 1、来るべき参議院選挙の勝利を不動のものとするため、党組織の総力を結集し、友好諸団体とより一層連携を強めると共に、新設される「道連改革実行本部」の下、抜本的な党勢・支持層の拡大を図る。
  • 1、ものづくり産業の集積を進め、本道の経済構造を官依存型から民需主導型に転換させ、力強い経済体質をつくり、自立した活力ある北海道づくりに全力を尽くす。
  • 1、地域医療の確保、福祉の充実など安全・安心な地域づくりを進め、地域の再生、道民生活の向上を図る。
  • 1、WTO、EPA交渉で重要な農産物の現行関税率を断固堅持する。
  • 1、2008年北海道洞爺湖サミットを成功させ、北海道の魅力を世界に発信する。
  • 1、北海道新幹線の函館開業の前倒しと本年度中の札幌延伸決定を目指す。
  • 1、教育百年の大計のもと、たくましい心豊かな子供たちの育成に取り組む。
  • 1、わが国固有の領土である択捉、国後、色丹、歯舞の北方四島の返還を期し、粘り強く道民運動・国民運動を継続する。







TOP PAGE