高橋はるみ知事が大差で再選
保守系知事候補で過去最高の
173万8,569票の得票






 第16回統一地方選の北海道知事選挙は4月8日に即日開票され、自民党・公明党が推薦した現職の高橋はるみ知事が、173万8,569票、得票率60%という道民の圧倒的な支持を集め、次点の民主党推薦の候補に約76万票の大差をつけて再選されました。
 高橋知事の2選目は、午後8時の開票後、時間をおかず早々と「当選確実」がニュースで報道される“最速当選”でした。同15分ごろ、高橋知事は札幌興銀ビルの選挙事務所に姿を現し、待っていた約200人の支持者や事務所スタッフから大きな拍手で出迎えられ、握手攻めにあいました。
 我孫子健一選挙対策本部長の音頭で万歳三唱のあと、知事はマスコミの共同インタビューに応じ、「4年間、愛する北海道のために私がやってきた仕事を、道民の方々がしっかり見てくれました。これはゴールではなく再スタートです」と述べ、経済対策、地域医療問題の対応など2期目に向けた抱負を力強く語りました。
 このあと武部勤党道連総合選挙対策本部長が「自民党はこれからも、知事の最大の勝手連という気持ちで応援していきたい。名前のとおり北海道に春を呼ぶリーダーだと確信しています」とあいさつ。駆け付けた公明党の風間昶参議院議員も「北海道、道民のお母さんとしての期待と役割が託された」と再選を祝福しました。
 高橋知事の得票数は昭和54年知事選で堂垣内尚弘氏が獲得した173万3,000票を上回り、保守系知事候補としては過去最高でした。橋本聖子道連会長は「サミットの誘致など、今後の高橋知事の手腕にかける期待も大きかったのではないか」と、大勝の一因を笑顔で分析していました。
 一方、道議会議員選挙は54議席以上の単独過半数を目指し、公認60人、推薦6人を擁立しましたが、残念ながら49人(うち推薦3人)にとどまりました。しかし、公明党の7議席と併せ知事与党としては過半数を確保しました。道議会自民党は今後も、高橋知事とともに夢と希望にみちた北海道を築き上げていきます。

 




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