19年政治決戦の必勝など誓い合う

約300人が出席、女性部定期大会開催



第50回道連女性部定期大会で挨拶する
松尾静江部長

大会決議を朗読する札幌白石区連の岸塚洋美さん

防衛庁市ヶ谷記念館の井上事務官による講演

 ちょうど第50回目を迎えた自民党道連女性部定期大会が3月30日午後、札幌市内のホテルで開かれ、全道から集まった約300人の代議員らが18年度活動方針などについて熱心に審議しました。
 国歌・党歌斉唱のあと、自民党道連を代表して伊藤条一幹事長が、19年に迎える政治決戦に向けて協力を要請したのをはじめ、立党50年記念で新設された党学生部が大学生らから高い評価を受け、自民党に対する若者の理解が進んでいる状況を報告、「道連も若年層に輪を広げられるよう新しい組織を目指して頑張りたい」と決意を示しました。
 次いで松尾静江女性部長が挨拶、「来年の統一地方選挙、参議院議員選挙になんとしても勝ち抜こう」と訴えたあと、「靖国参拝をめぐる中国・韓国の内政干渉は問題。外国の言いなりになるのでは、英霊に申し訳ない」、「世界に誇る男系天皇の伝統と歴史を守るため、皇室典範の改正には慎重であるべき」、「北方領土返還に向け政治力の発揮を求めるとともに、道民運動の高揚を図ろう」などと強調しました。
 引き続き議事に移り、1)各級選挙における必勝態勢の確立 2)女性党員の獲得と女性部組織の整備強化 3)各種研修会を通じた女性党員の育成 4)日常活動の積極的な展開ーを骨子とした18年度活動方針と、政治決戦の必勝に向けた組織地盤強化、新憲法・皇室典範問題についての勉強と世論喚起、北方領土返還運動の展開などを盛り込んだ大会決議を、それぞれ満場一致で可決しました。
 大会終了後、防衛庁市ヶ谷記念館の井上康史事務官を招き「市ヶ谷の出来事」をテーマに講演を聴きました。井上事務官は、明暦2(1656)年に徳川御三家の一つ尾張徳川家第2代光友公が、第4代将軍家綱公から拝領し上屋敷を築いたのを発祥とし、その後戦時中は大本営陸軍部・陸軍省・参謀本部として使われ、戦後は米軍に接収され、極東軍事裁判(東京裁判)の法定として使用されるなど幾多の変遷を重ねた歴史について、ビデオ映像を紹介しながらエピソードも含めて説明しました。



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