「無責任な民主党に、政権担当能力はない」
安倍晋三幹事長が札幌中心街で街頭演説

全道遊説一周終えた中川候補予定者も元気いっぱい



 自民党の安倍晋三幹事長は6月18日夕方、札幌市大通りに近い中心部で街頭演説を行い、中川義雄参院選北海道選挙区に立候補を予定している中川義雄参議の支援を訴えました。
 街頭は、百貨店や専門店が立ち並ぶ代表的な繁華街とあって、沿道はショッピングや仕事で行き交う市民で大賑わい。足を止めてじっと演説に聞き入ったり、携帯電話のカメラを向ける人もいました。
 加藤唯勝党道連選対委員長(道議)の司会で進行、広報車の上に登場した石崎岳衆議、伊達忠一党札連会長(参議)、橋本聖子党道連会長(参議)、町村信孝党総務局長(衆議)らが次々と中川候補予定者と自民党への支持を訴えました。
 この中で、イラク人道復興支援、年金問題、北朝鮮による日本人拉致問題、北海道新幹線の札幌乗り入れ問題、小泉構造改革の成果などが取り上げられ、自民党の立場を分かりやすく説明するとともに、民主党の国会における審議拒否や実現不可能な無責任な政策提言などを批判し、民主党に政権担当能力がないことを強調しました。
 次いで中川候補予定者が立ち、「全道212市町村を全部回り終えたが、自民党の対する期待は非常に大きい。政権基盤を安定させ、課題を一つひとつ解決していくために、この選挙は何としても勝たなくてはならない」と決意を表明していました。
 厳しい日程の中、予定時間ぎりぎりに到着した安倍幹事長は、参議1期生としての中川候補予定者の活躍ぶりを紹介したあと、国民の一番関心の高い年金改革について、「赤字を放置すれば雪だるま式に増え、後代に大変なツケを残すことになる。5年間も改革を先送りし、赤字を垂れ流してもかまわないという民主党は極めて無責任。牛歩戦術など旧社会党が先祖返りしたような民主党に政権は到底任せられない」とずばり批判しました。
 また、イラク問題についても、「国連決議が採択され、イラク人による政権がスタートするという時に、自衛隊を引き揚げろという民主党は全く無責任。多国籍軍の展開となっても、従来の人道復興支援活動になんら変わりない。しかも、指揮権は多国籍軍ではなく、小泉総理にあるという英米との確約もされている」と述べ、理解を求めました。
 安倍人気は相変わらず高く、沿道の人波に入ると市民の握手攻めに遭うなどうれしい悲鳴。力強い援軍に中川候補予定者も、元気よく沿道の人たちに手を振っていました。





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